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広範、多岐にわたるひし形金網の用途。
その一つは、災害防止、環境保全の立場からみた法面保護・緑化資材であるラス金網としての役割です。

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ひし形金網は、網目接合部分が開放的である為、屈曲性に優れており、凹凸のある地面や斜面への適応力が高くその為法面基盤を強く押しつけ霜柱や凍土等の土砂の持ち上げを防いだり、仮に持ち上がっても元の位置に戻す効果があります。

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ひし形金網は、線径が2.0〜5.0迄選択出来ます。その特長を生かして、例えば、地山に変位が生じる危険性のある箇所でのコンクリートやモルタルの吹付工では標準線径を太くし、重量を増す事で、クラック発生率を低下させる効果があります。

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近年の環境、景観対策の一助として法面保護工の主要な位置付けとなる植生緑化工でも、ひし形金網は、活躍しています。
法面基盤のはく離、表層滑落防止の効果により施工後の草本類の衰退した箇所でも枯れ草を流亡させず侵食を押さえる為、この間の周辺植物の侵入も容易にし、法面の安定確保と維持管理の軽減に役立っています。

その他、亜鉛メッキ付着量を使用線材を変更する事で増量し、耐食性をさらに良くする等、ひし形金網の特色を生かした活躍の場が多くあります。